実績案内

食器館 公式Webサイト制作・運用支援プロジェクト

食器館 公式Webサイト制作・運用支援プロジェクト

店舗の魅力を、より多くの人へ。

和洋食器からアンティークまで、幅広い食器を取り扱う「食器館」様の公式Webサイトを制作しました。
地域を中心に築いてきた認知をさらに広げ、国内外の新たなお客様との接点をつくることを目指したプロジェクトです。
Webサイトの企画・制作から、公開後の広告運用や継続的な改善まで、事業の成長を見据えた支援を行っています。

クライアント食器館 様
制作物公式Webサイト
公開2025年7月
業種食器販売・買取・リユース事業
エリア東京都江戸川区
Webサイトhttps://shokkikan.com/

目次


01|プロジェクトについて

02|地域で築いた認知を、さらに広い市場へ

03|本当に必要なWeb施策を考える

04|媒体ごとの役割を活かした情報発信

05|届ける相手に合わせた多言語サイト

06|食器の魅力を引き出すビジュアル設計

07|購入と買取、それぞれの目的に応える情報設計

08|食器館様の想いを伝えるブランドストーリー

09|公開後も続く、Web集客の改善

10|本プロジェクトで大切にしたこと

※各項目をクリックすると該当セクションへ移動できます。

01|プロジェクトについて


店舗の魅力を伝え、新たなお客様との接点をつくる。

食器館様は、和食器・洋食器・ブランド食器・アンティークなど、さまざまな食器の販売と買取を行う専門店です。

2019年に小岩店をオープンし、地域のお客様を中心に認知を広げながら、事業を展開してきました。

今回のプロジェクトは、今後の事業拡大を見据え、公式Webサイトを新たに制作することから始まりました。

これまでの情報発信では十分に伝えきれなかった店舗の特徴や、取扱商品の豊富さ、買取サービスの魅力を整理し、より幅広いお客様に届けること。

また、国内のお客様だけでなく、日本を訪れる海外のお客様にも店舗を知ってもらうこと。

店舗の魅力を伝えるとともに、今後の事業展開を支える情報発信の基盤となるWebサイトを目指しました。

02|地域で築いた認知を、さらに広い市場へ


地域に届ける広告から、幅広いお客様に見つけてもらう仕組みへ。

これまで食器館様では、地域情報サイトへの掲載や新聞折込チラシなどを通じて、店舗の情報を発信していました。

こうした媒体は、近隣のお客様に店舗の存在や商品情報を知らせるうえで有効な手段です。

一方、地域情報サイトでは掲載形式が限られるため、商品の豊富さや店舗独自の魅力を十分に伝えることが難しい面もありました。

また、新聞折込チラシは、配布地域や新聞購読世帯を中心とした情報発信となるため、地域外のお客様との接点には限りがあります。

さらに、事業拡大を考えるうえで注目したのが、インバウンド需要の広がりです。

日本政府観光局(JNTO)によると、年間の訪日外客数は2019年の約3,188万人から、2024年には約3,687万人へ増加。コロナ禍を経て、過去最高を更新しました。

こうした市場の変化を、新たなお客様との接点を広げる機会として捉え、海外のお客様に向けた情報発信も検討しました。

そこで今回、従来の広告媒体を活かしながら、地域を越えて店舗の魅力を伝えられる公式Webサイトを制作することになりました。

これまで築いてきた地域での認知を大切にしながら、国内外の新たなお客様にも食器館様の魅力を知ってもらえる環境を整えました。

※訪日外客数出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2024年12月および年間推計値)」
 https://www.jnto.go.jp/news/press/20250115_monthly.html

03|本当に必要なWeb施策を考える


依頼されたものをつくるのではなく、事業に必要なものを考える。

当初、Webサイト制作とあわせてご相談いただいたのが、ECサイトの構築でした。

食器館様ではInstagramを活用した情報発信にも取り組んでおり、SNSをきっかけとした商品への関心を、オンラインでの購入につなげたいという構想がありました。

しかし、ECサイトを運営するには、商品登録や在庫管理、注文対応、発送など、店舗販売とは異なる業務が発生します。

特に食器館様では、店頭での販売が活発で、商品の入れ替わりも多いという特徴がありました。

その状況でECサイトを導入すると、店頭とオンラインの在庫管理が複雑になり、日々の店舗運営に負担が生じる可能性があります。

そこで私たちは、すぐにECサイトを構築するのではなく、まずは公式Webサイトを整え、店舗の認知拡大と来店促進に注力することをご提案しました。

ECサイトについては、今後の事業展開や運営体制に合わせて、引き続き検討していく方針としています。

Webサイトをつくること自体を目的にせず、現在の事業にとって何が必要なのか。その優先順位を考えることも、私たちの大切な役割です。

04|媒体ごとの役割を活かした情報発信


すべてをWebサイトに集めず、それぞれの強みを活かす。

食器館様では、InstagramやYouTubeなど、Webサイト以外の媒体でも情報発信を行っています。

今回の制作では、それぞれの媒体が持つ役割を整理することも重視しました。

Instagramは、日々入荷する商品や店舗の話題を、写真や動画を通じてタイムリーに届ける場所。

YouTubeは、映像を通じて店舗の雰囲気やサービスを、より詳しく知ってもらう場所。

そして公式Webサイトは、店舗の特徴や取扱商品、買取サービス、アクセス情報などを体系的に伝える場所です。

それぞれの媒体には、利用者の目的や情報との接し方に違いがあります。

そのため、Webサイト上にInstagramの投稿を大きく表示するのではなく、公式サイトとして必要な情報とビジュアルを整理し、独立した役割を持たせました。

SNSの投稿内容に左右されず、サイト全体のデザインやブランドイメージを統一できることも、この設計の利点です。

一方で、必要な場面では各媒体への導線を設け、興味に応じて情報を深められるようにしています。

すべての媒体を同じように運用するのではなく、それぞれの特徴を活かしながら、食器館様というブランドへの理解を深めてもらうことを目指しました。

05|届ける相手に合わせた多言語サイト


同じ情報を翻訳するのではなく、必要な情報を届ける。

今回のWebサイトでは、日本語に加え、英語・中国語での情報発信にも対応しました。

多言語サイトを制作する方法には、自動翻訳の導入や、日本語サイトをそのまま翻訳して展開する方法などがあります。

しかし、言語が異なれば、サイトを訪れる目的も同じとは限りません。

例えば、日本国内のお客様には、食器の購入だけでなく、不要になった食器を売却するための情報も重要です。

一方、日本を旅行中の海外のお客様にとっては、どのような食器が購入できるのか、店舗はどこにあるのか、どのように買い物ができるのかといった情報が、より直接的な関心につながると考えました。

そこで、日本語サイトのすべてを翻訳するのではなく、英語・中国語では来店や購入を検討する方に必要な情報を中心に、独立したページとして構成しました。

また、店舗紹介の動画についても、各言語に対応したものをそれぞれのページに配置しています。

必要な情報を絞ることで、ページ構成をシンプルにし、初めて食器館様を知る海外のお客様にも、店舗の魅力が伝わるように設計しました。

多言語対応とは、単に言葉を置き換えることではなく、その言語を使う人の目的に合わせて情報を届けることだと考えています。

中国語サイト
中国語サイト
英語サイト
英語サイト

06|食器の魅力を引き出すビジュアル設計


リユースの印象を変える、食器の見せ方。

食器館様が取り扱う商品には、未使用品からアンティークまで、さまざまな状態や特徴を持つ食器があります。

一方、リユース品という言葉から、古いものや使用感のあるものを想像する方もいるかもしれません。

そこで今回、商品の価値や美しさを正しく伝えるために、写真の見せ方を重視しました。

撮影にはプロのカメラマンを起用し、食器の質感や色合い、店舗に並ぶ商品の豊富さが伝わるビジュアルを制作しています。

トップページでは、店舗の外観や店内の様子を印象的に配置し、初めて訪れる方にもお店の雰囲気を感じてもらえるようにしました。

また、サイト内には店舗の特徴を表現するイラストも取り入れ、専門店としての信頼感と、気軽に立ち寄れる親しみやすさの両立を目指しています。

さらに、イベントやお知らせなどを掲載できるバナーエリアを設け、店舗からの情報を継続的に発信できる構成としました。

商品の魅力を丁寧に見せること。そして、実際に足を運んでみたいと思ってもらうこと。その両方を意識したビジュアル設計です。

07|購入と買取、それぞれの目的に応える情報設計


商品を探す楽しさと、サービスを利用する安心感を。

今回のWebサイトでは、商品を購入したい方と、食器を売却したい方、それぞれの目的に合わせた情報設計を行いました。

商品紹介ページ|買い物をするように、食器を見て回る。

商品紹介ページでは、ECサイトのように商品を探したり、比較したりできる閲覧体験を意識しました。

和食器・洋食器など、商品をカテゴリーごとに整理し、興味のある商品を見つけやすい構成としています。

また、商品を見ている途中でも別のカテゴリーへ移動できるように、ページ内のナビゲーションを設計しました。

目的の商品を探すだけでなく、さまざまな食器との偶然の出会いを楽しめることも、食器館様ならではの魅力です。

買取サービス|複雑な情報を、わかりやすく整理する。

一方、今回の制作で特に情報設計に時間をかけたのが、買取サービスを紹介するページです。

食器館様にとって、商品の販売と同様に、買取も事業を支える重要なサービスです。

しかし、買取対象となる商品や利用方法、注意事項など、伝えるべき情報は多岐にわたります。

そこで、これまで使用されていたチラシや案内資料などを確認し、掲載する情報を一から整理しました。

どのような食器を買い取っているのか。

どのような流れで買取を依頼できるのか。

初めて利用する方が、どこに不安や疑問を感じるのか。

こうした利用者の視点から情報の優先順位を考え、重要な内容が自然に伝わる構成としました。

買取ページは、単なるサービス紹介ではなく、ひとつのランディングページのように、サービスへの理解から利用の検討までをつなぐ構成としています。

購入する方には商品を見つける楽しさを、売却する方には安心して相談できるわかりやすさを。それぞれの目的に応じた閲覧体験を設計しました。

製品一覧
製品一覧

08|食器館様の想いを伝えるブランドストーリー


商品だけでなく、その背景にある想いを知ってもらう。

食器館様では、日々さまざまな商品が入荷し、店頭に並ぶ食器も移り変わっていきます。

しかし、取扱商品が変わっても、店舗として大切にしている考え方や、事業の背景にある想いは変わりません。

そこで今回、商品やサービスの紹介とは別に、食器館様についてより深く知ってもらうためのブランドストーリーページを設けました。

「食器館とは」という店舗紹介に加え、タカノグループの歩みや事業の背景を伝えるコンテンツを掲載しています。

初めてサイトを訪れた方には、商品やサービスなど、目的に応じた情報をわかりやすく届ける。

そして、店舗についてさらに興味を持った方には、その背景にあるストーリーを知ってもらう。

情報の優先順位を整理することで、日々の商品紹介に左右されない、ブランドとしての一貫したメッセージを伝えることを目指しました。

商品を知ることから、お店を知ることへ。食器館様というブランドへの理解と親しみを深めてもらうためのページとして設計しました。

タカノの歴史

09|公開後も続く、Web集客の改善


公開して終わりではなく、運用しながら育てていく。

2025年7月のWebサイト公開後、食器館様からは、サイトをどのように活用して集客につなげていくかについてもご相談いただきました。

そこで、定期的な打ち合わせを行いながら、Webサイトを活用した集客施策の検討と改善に取り組んでいます。

施策のひとつが、Google広告の運用です。

食器の購入や買取など、具体的な目的を持って検索している方への広告配信と、まだ食器館様を知らない方への認知拡大を目的とした広告配信を組み合わせました。

広告は、配信を開始すれば成果が出るものではありません。

配信状況やアクセスデータを確認しながら、キーワードやターゲット、広告内容などを見直し、運用の精度を高めていくことが重要です。

食器館様でも、こうした改善を継続した結果、広告のCPC(クリック単価)を、運用初期と比較して約75%削減することができました。

限られた広告予算の中で、より効率的にWebサイトへのアクセスを獲得できるようになったことは、継続的な改善による成果のひとつです。

現在も毎月の定例会議を通じて、広告の運用状況や今後の施策を検討しています。

Webサイトを制作するだけでなく、公開後の状況を見ながら、次に何をすべきかを一緒に考える。それも、私たちが提供するWeb支援のひとつです。

10|本プロジェクトで大切にしたこと


Webサイトをつくることから、その先の事業成長まで。

今回のプロジェクトでは、食器館様の事業や店舗運営を理解し、今必要な施策を見極めることを大切にしました。

ECサイトの導入を急がず、まずは来店促進につながる公式サイトを整えること。

国内外のお客様、それぞれの目的に合わせた情報を届けること。

SNSや動画、Webサイトそれぞれの役割を整理すること。

そして、公開後も広告運用や改善を続け、事業の成長につながる施策を検討していくこと。

どれも、Webサイトのデザインだけを考えていては生まれない取り組みです。

また、食器館様には制作過程での確認や情報提供にも積極的にご協力いただき、店舗の実情を踏まえながらプロジェクトを進めることができました。

必要なものを、必要なタイミングで、適切な形にする。

イデアシーラボでは、Webサイトの企画・制作だけでなく、公開後の広告運用やアクセス解析、継続的な改善まで、事業の状況に合わせた支援を行っています。

Webサイトを公開して終わりにするのではなく、事業とともに成長していく存在へ。

お客様と同じ目線で考え、長く活用できるWebサイトづくりを目指しています。

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